僕が転職をした理由
僕は社会人になって転職を2回してます。
経歴はこうです。
IT企業(PG/SE)⇒個人事業主(PG/SE)⇒小売(社内SE)⇒卸(社内SE)
それぞれに在籍してた期間です。
IT企業(6年)⇒個人事業主(2年)⇒小売(3ヶ月)⇒卸(7年)
最初のIT企業は残業の過酷さを理由に辞めました。帰って寝るだけの日々に不安と寂しさを感じたんです。
個人事業主の2年は、以前のIT企業から仕事を外注として受けていました。
小売の3ヶ月は、試用期間が終わると同時に正社員になるのをこちらから辞退しました。(理由は後ほど)
そして今の会社に転職しましたが、残業は一切ありません。
土日だけじゃなくて毎日しっかり自分の時間が持ててます。そのお陰か、仕事で感じるストレスも翌日にはほとんど引きずらなくなりました。
今の仕事をずっと続けられる?
嫌な仕事を我慢して続ける or 無理せずに別の仕事を探す
これについては賛否両論あります。
そもそも転職は負のイメージが強いです。
僕が思うに、その理由には日本の敗戦があると思います。戦後日本は敗戦から復興するためにひたすら働きました。そんな時代に培った、我慢強さや忍耐といった耐える精神の思想が今も強く残っていて、転職する人は忍耐がない・我慢強さが足りないと思われてしまうのでしょう。
でも今は戦後と違って、生き方を自由に選択できる時代になりました。
1つに執着して時間や精神を費やすのでなく、見切りを付けて次へ進むことも大事な選択。
これは僕の考えだけど、人生は結果論の部分が多いと思う。
- 考えに考え抜いてついに転職したけど、次の会社は前よりもっとひどくて後悔した。
- やってらんねーと軽い気持ちで転職したら、次の会社が自分にとても合っていた。
どちらも選択の時点では正解不正解は無く、あとで結果が正解を教えてくれるのだと思っています。
最初に失敗した転職
最初の転職は、転職サイトに登録して、スカウトメールがきて、それに応募して…というものでした。
残業がイヤで辞めた僕に、残業無しのうたい文句はとても魅力的に映りました。年収も以前より増えて、さらに家からも近いこともあり、すぐに飛び付きました。順調に内定も決まり、契約時には残業と年収の再確認をして握手を交わしました。
ところが、いざ働いてみると実状は全く違っていたんです。
「今だけ」という理由で早速遅くまで残業が始まりました。あれ?と思いつつも入ったばかりで文句は言えない、と我慢して3ヶ月の試用期間を終えましたが、正社員の手続きはしませんでした。
この失敗で分かったのは、入ってみないと本当の内情は分からないということ。
一度失敗してしまうと、全ての求人のうたい文句が信じられなくなってきます。でも内情を知るために一旦入社なんてできないし…。
そんな時、WEBで偶然目にしたある転職支援サービスが、求人不信に陥った僕の運命を大きく変えることになります。
エージェントって何してくれるの?
その転職支援サービスは小さな会社でしたが、僕はそこで初めて転職エージェントという存在を知ります。
無料だったので軽い気持ちでWEBで登録すると、翌日に電話がきて来社の日程を決めました。後日その会社へ行くと、僕と同じ歳ぐらいの男性が出迎えてくれました。
何気ない話題から始まって、今までどんなことをしてきたか、これからどんなことをしたいかなど雑談を踏まえて話しました。その中で前回失敗した転職の話もしました。
するとその男性は僕にこう言ったんです。
そんなバカな疑問をよそに、続けてこう言います。
その時は何をしてくれるの全く分かりませんでしたが、その後のエージェントの動きたるや本当にすごかった!
そんな求人出てた?っていう求人ばかりが出てきます。
僕が気になる企業の内情を事細かに知らせてくれます。
エージェントが知らないことに関しては出向いてヒアリングまでしてくれます。
求人案件に記載されている給与の値上げ交渉をして、その確約までとってくれました。
僕はそれで一度失敗しているので気になるところです。するとエージェントは…
要するにこういうことらしい。
企業側は、働き手が欲しくてエージェントの会社に探してもらっている。エージェント側は、企業が欲しがっている人材にぴったりな人間を紹介することで、企業から報酬をもらっている。
お互いがWINWINの関係で成り立っているので、企業にはそういった嘘をつく意味が無い。もし事実と違うことを言ったとしても採用後に嘘がバレて結局は辞められてしまう可能性もあるし、それ以上にエージェントとの信頼関係を失うことで人材を紹介してもらえなくなることの方が企業は困るのだそうだ。
また、企業が直接求人を出した場合、誰でも応募ができるし、応募がある度に企業は書類選考や面接をしなければならない。その応募が多ければ多いほど、企業は膨大な時間と手間がかかってしまう。
しかしエージェントを通すことで、企業が希望する条件を満たす人間だけを紹介してもらえるので、企業はある意味一次選考をする必要が無く、結果として相当な手間を省ける。
エージェントからすれば、彼らが扱う商品は僕のような転職したい人間で、在庫というリスクを抱える「モノ」と違って原価が全くのゼロであり、さらにはサービスを無料にすることでより多くの人材が確保できるというわけだ。
…なるほど、うまくできてるなぁ。
転職するならエージェントを味方に
僕の転職を振り返ると、ほとんどエージェントのお陰だったと言える程エージェントにお世話になりました。だからこそ、これから転職したいと思っている人にもエージェントがいる転職支援サービスをオススメします。
エージェントは転職を成功させるために欠かせない味方なので、自分が信頼できる人を選ぶ必要があります。そのためにも、1つではなく複数の転職支援サービスに登録することで、エージェントを比較・選択できるようになるんです。
多くても3~4人のエージェントと会えば、その中で「この人とがんばりたい!」という人が見つかるはずです。だってエージェントはあなたの転職を成功させるのが仕事。だから非協力的なエージェントなんているわけがなく、つまりは信頼できる、どうしても頼りたくなる存在なんです。
転職支援サービスは料金が一切かからないので利用しない手はないけど、だからといって登録のしすぎはダメ。膨大な情報に埋もれてしまって、何が正解なのか、どこへ向かったらいいのか迷ってしまうからです。
オススメできる転職支援サービスを探してみた
僕がこれから転職するなら、という視点でいくつかピックアップしてみます。とはいえ僕はIT業界以外のことはよく知らないので、調べたのはIT業界関連の転職支援サービスだけです。
これは業界関係なく言えることですが、働く業界が決まってるなら、その業界に特化している転職支援サービスを選んだ方がいいです。電化製品買うなら電気屋の方が品揃えも多いし、接客する人も詳しいですよね。転職サービスもそれと一緒なんです。
さすが大手なだけあって保有求人数はとにかく多い。エージェントもWeb・ゲーム業界出身なので、専門事情にも詳しそう。まずは押さえておきたい1つ。
ここはエージェントが他よりもスゴそうな予感。エージェントと企業との間に信頼関係があると転職は絶対有利です。強力なエージェントを獲得するためにもここはぜひチェック。
あなたに寄り添うをモットーに、鮮度のよい求人が豊富で、さらにセミナーも充実してます。他にはないスケジュール管理ツールも、転職活動をする上ではとても重要ですね。
転職するなら堂々と胸を張れ!
日本には400万を超える企業があって、あなたはその中の数社を知っているにすぎません。
何度も言うけど、転職も立派な人生の選択だから。
これは僕の考えだけど、会社の良し悪しは「人」だと思う。まずは自分が変わらなきゃという考えもあるけど、自分を取り巻く人が変われば、おのずと変わっていく自分もいるはず。
こちらの記事で人生で与えられた時間について書いているので、よかったらどうぞ。
今にこだわるのも、新しい可能性を探るのも、かけがえのない自分の人生。
自分が大事だと思う事を今よりも良くするために「転職」するのだから、堂々と胸を張って前へ進んで欲しいと思います。