私は母が大好きだ。
母は他人に優しく、他人を気遣い、自分のことはいつも後回し。
だから物欲もほとんど無い。
母が欲しいものを見つけるのも一苦労だし、ましてやそれを受け取ってもらうのも一苦労だ。
不意にプレゼントなんてしたら、別れ際に倍以上ものおこづかいを無理やり握らされてしまったりする。
でも母の日なら「記念日」という大義名分のお陰で、わりとすんなり受け取ってもらえたりする。
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MOTHERそんな「母の日」の起源をあなたは知っていますか?
アンナ、ジャーヴィス(Anna M Jarvis)という女性が、自分を苦労して育ててくれた母親の命日に追悼の意を表し、フィラデルフィアの教会で「亡き母をしのぶ」という花言葉の白いカーネーションを霊前にたくさんたむけ、母親を偲んだというのです。このことが参列者に大きな感動を与え、全米へと広がっていきました。これを期に、アンナは支援者と共に母に感謝の気持ちを捧げる休日を作るよう、議会に呼びかけました。やがてその声は大統領にまで届き、1914年のアメリカ議会では、5月の第2日曜を「母の日」と定め、国旗を掲げてお母さんに感謝の意を示すこととなったのです。
出典:イイハナ・ドットコム
母のことはいつも大切に想っているので、母の日だから何かするってワケではないけど、そんな記念日があるのならスルーする理由はありません。
母の日というのは「感謝」を伝える日なので、「今日は母の日だから○○送ったよ~」なんて、プレゼントと電話一本だけで済ませて終わり、なんて寂しすぎます。
本当はプレゼントなんて二の次。まずは直接会って、自分の元気な顔を見せてあげましょう!
そして普段言えないような、心の奥にある感謝を言葉で伝えてみましょう。
照れくさいですか?でもその照れくさいことを言うことこそが、最高のプレゼントだと私は思うのです。
私が考えた母の日のプレゼント
プレゼントってどうせならその人が欲しいものを選びがちですが、そんなことありません。
自分がその人にあげたいもの、ぜひ使ってほしいものでいいんです。
それこそがプレゼントの本質だと思うから。
私の場合は母と離れて暮らしているので、何か繋がりが欲しい。
そして母の日だけ感謝してるわけではないので、その感謝を継続して伝えたいというか。
母の日から次の母の日までを1サイクルとして何か継続してプレゼントできないかなぁと思うのです。
そこで思い付いたのが、定期的に送られてくるプレゼント、いわゆる「定期購入」というものです。
定期購入とは、わざわざ毎回買わなくても一定のサイクルで商品を購入できるサービスで、その一番の魅力は普通に買う価格よりもはるかに安い割引を受けられること。
そのほかにも送料無料になったり、購入特典などで別の商品が付いてきたりします。
購入サイクルも結構自由に選べて、途中で止めたり、サイクルを早めたり延ばしたりもできます。
自分には発送通知がくるし、相手にはモノが届くから、その度に母を思い出して「使ってくれてるかな~」なんて考えたり、不意に母から電話がきて「今月も届いたよ。ありがとうね。」なんて会話できたりもする。
去年の母の日には、元気で長生きして欲しいから「健康」に関わるものを定期購入でプレゼントしました。
だから今年の母の日は、改めて何かモノを用意するわけでもなく、食事でもしながら定期購入した商品のことについて話して、母が気に入っているならそのまま継続しようと思っています。
母の日にオススメな定期コースギフト
定期購入って商品やジャンルによってはお値段も幅広く、ちょっと敷居が高いイメージがありますが、きちんと探せば私の安月給でもプレゼントできてしまいます。
継続するために大事なのは、背伸びして無理しないこと。自分の生活を圧迫しない程度におさめましょう。
それでは、母の日にオススメできそうな定期コースのプレゼントをいくつか紹介していきます。
ふるさと青汁
■価格:【3g×30包入り】3,420円(税別)
■コース:毎月・2ヵ月・3ヵ月
■最低継続:1回
■年間費用例:3,420円×6ヶ月=20,520円
これは私が去年の母の日にプレゼントしたものです。
青汁でおなじみのあのケールよりも遥かに多い栄養を含んだ「明日葉」。
母の健康を気遣っていろんな青汁を比べた結果、他よりちょっとお高いけどコレにしました。
ただ1年分となると、3,420円×12ヶ月=41,040円でちょっとキツい。
でも飲み忘れもあるだろうし、栄養価も他の青汁よりもズバ抜けて豊富なので、2日に1回でも十分効果があると判断して2ヵ月コース。
これだと1年で2万円ほどなので、母の日にプレゼント1つ渡したと考えれば許容範囲ではないでしょうか。
haru 黒髪スカルプ・プロ
■価格:2,880円(税別)
■コース:1ヵ月・2ヵ月・3ヵ月(電話でのみ)
■最低継続:1回
■年間費用例:2,880円×6本=17,280円
私が円形脱毛症を発症したことで、髪や頭皮に優しいアミノ酸シャンプーを使うようになった我が家。
このシャンプーは私もワイフも使っていて、その良さは身をもって体感済み。
haruはシャンプーだけでOKなので時短にもなるし、それでいてコンディショナーをしたかのようなツヤやしっとり感も得られます。
ワイフの髪はセミロングだけど、使用状況を見る限り1本で2ヶ月弱は使えます。
なのでまずは2ヵ月コースでプレゼントしておいて、足りないようなら定期サイクルを見直してみましょう。
ときめきが続く、お花の定期便bloomee
■価格:880円/回(レギュラープラン)
■コース:月ではなく週単位
■最低継続:4回
■年間費用例:(880円+送料385円)×月2回×12ヶ月=30,360円
母の日といえばお花。女性ならどんなに歳を重ねても、やっぱりお花は喜ばれますよね。
母の日にカーネーションを送って喜ばれても、枯れて捨てる時はやっぱり寂しいもの。
それが大切な人からもらったものなら尚更です。
でもそれが定期的に送られてくるとなれば、部屋も心も毎日が華やかになること間違いなし!
さいごに
定期購入ってなんか敷居が高そうですが、お得な価格設定になっていて、購入サイクルも気軽に変更できて、いつでも解約できる。(最低継続回数に注意)
総額で考えたら年に1回プレゼントを渡すのと大して変わらないんです。
年に1度の母の日を、せめてモノだけでも毎月のイベントにできたのなら、なんだかいつでも繋がっているようで嬉しくなりませんか?
私の母は今年で75歳。
親孝行の機会はまだまだあるだろうけど、「母の日」という記念日には限りがあります。
そもそも母への感謝を伝えるのは、母の為でなく自分の為なんですよね。
プレゼントも感謝の気持ちを伝えるのも自分がそうしたいからするのであって、記念日だからするものじゃない。
だからまずは母の日云々の前に、自分の中にある気持ちと向き合ってみて下さい。
そして母の日に最適なプレゼントを探すのではなく、自分の気持ちを表現するのに最適なプレゼントは何なのかを考えてみましょう。