私たち夫婦はフィギュアが大好きです。
ガチャガチャ。UFOキャッチャー。フィギュアが売ってそうなお店。
不意に見つけると、自然と足はそちらの方へ・・・。
この趣味に関しては、私たち夫婦のお財布の紐は緩いどころか切れちゃってますね。
林檎がいつもより10円高いからと買うのを諦め、そのスーパーの出入り口で見つけたガチャで2000円を散財。
好きなことって盲目になりますよね。
市販のコレクションボックスは高い
フィギュアを集めたからにはやっぱり飾りたいです。
なのにそれを飾るために、ちょっとオシャレなコレクションボックスを買おうものなら、軽く3000円以上したりします。
フィギュアがたくさんあると、それに比例してコレクションボックスもたくさん必要なんですよね。
フィギュアにはお金をかけても、コレクションボックスにまでそこまで使ってはいられません。
というわけで、図工には自信がありませんが、自分で作ってみましょう。
コレクションボックスを自作する【準備編】
まずは材料の準備から。
今回は簡単かつ安全に作りたいので、クギ・ノコギリ・カッター等は一切使用しません。
なので必要なものはこれくらいでしょうか。
- 木材
- 塗料&ニス
- ガンタッカー
- ボンド
- ヤスリ
高級感を出すならやっぱり「木製」がいいですね。
プラスチック製だとなんだかチープに見えてしまいますから。
ということで、まずは山に行って手頃な木を見繕ってきましょう・・・なんてことはせず、既にあるもので安く済ませてもらいます。
木製を安く、といったらもちろん「Seria(セリア)」ですね。
まずは最初から3つに仕切られているパーテーションボックスを購入。
次に、大小異なる仕切りがない2つの箱らしきものを購入。
横にミッキー型の穴が空いていて、ミッキー色がやたら強いですね。
どうせ上から色を塗ってしまうので、とりあえず気にしないでおきましょう。
塗料とニスは有名な「和信ペイント」を。
ツヤなしのマットな仕上がりにしたいので、ニスは保護効果もあるものを選択します。
刷毛や塗料入れは百均で十分ですね。
今回はクギやノコリギを使わない代わりに、木材の接着には「ガンタッカー」と「木工用ボンド」を使用します。
ガンタッカーはピンキリありますが、私は500円の安いやつを購入しました。
あと少しお金を出せば、もっと丈夫な作りで打ち込み強度が調整ができるものもあって、コッチにすれば良かったかな・・・。
木工用ボンドといったらコレですね。
結構な量を使いそうなので、余っても次回使えるので180gを購入します。
色を塗るときに表面が毛羽立っていると美しくないので、紙ヤスリも購入しました。
粗目の#120と細かな#400の2種類を用意。
#120の後に#400をかけると表面がすべすべになります。
コレクションボックスを自作する【作成編】
それでは工作をはじめましょう。
まずはセリアで用意したウッドボックスを適当に並べて完成形をイメージします。
片面にボンドを豪快に塗って・・・
合体させます。はみ出たボンドは拭き取りましょう。
次に強度と安全性を確保するため、ガンタッカーで裏表を止めます。
全体像はこんな感じになりました。
これを3つ分繰り返せば、なんとなくコレクションボックスが完成。
もうこれで終わりにしてもいいレベルですね。
DIYは「荒削りも魅力のひとつ」なので、逆に未完成こそがDIYと言えるかもしれません。
でも塗料もニスも買ってしまっているので、折角なので色も染めていきましょう。
#120と#400の紙ヤスリを丹念にかけて下ごしらえ。
ダイソーで買ったタッパーに水性オイルステインを入れて・・・
適当に塗っていきます。実はこの色塗りが一番楽しかったりします。
3つとも色塗りが完成。なんかすごく重厚感が出ましたね。
ミッキーもほどよく消え、むしろレトロ感が増してGoodです。
なんとなくパサパサ感があるので、仕上げに水性ウレタンニスを塗って終了。
ニスは表面の保護効果もあって、つや消しでも色に深みと味わいを出すことができます。
(写真を撮ってなかった)
自作のコレクションボックスにフィギュアを飾ってみる
行き場を無くしていたフィギュアたちを、完成したコレクションボックスに飾ってみました。
普通に格好良いのではないでしょうか。
何度も言いますが、DIYで作ったモノは既製品のように完璧じゃなくていいんです。
「自分で作った」という事実こそがDIYの魅力だと思うので。
さいごに
今回かかった費用をまとめてみましょう。
材料 | 数量 | 価格(税込) |
---|---|---|
木製パーテーションボックス | 4 | 432円 |
ウッドボックスシングルM/ミッキーマウス | 5 | 540円 |
ウッドボックスシングルS/ミッキーマウス | 4 | 432円 |
【和信ペイント】水性オイルステイン/オールナット 300ml | 1 | 1078円 |
【和信ペイント】水性ウレタンニス・つや消し 300ml | 1 | 2041円 |
刷毛&塗料入れ | 3 | 324円 |
ガンタッカー | 1 | 572円 |
木工用ボンド 180g | 1 | 215円 |
紙ヤスリ(#120・#400) | 2 | 108円 |
合計 | 22 | 5742円 |
総額5742円とはいえ、ウッドボックス以外は次回も使えるので、今回のコレクションボックス3つ分にかかった費用は実質3000円以下です。
このコレクションボックスが1つ1000円で作れたと考えれば大成功ではないでしょうか。
実はこの後DIYにハマってしまって、なんとテレビを壁掛けするための棚も作ってしまいました。
その時に使った塗料がすごくイイものだったので紹介しておきます。
オスモカラー(OSMO COLOR)っていう商品なんですが。
- 植物由来で有害な化学物質は一切含まれておらず、塗装されたものを赤ちゃんが口に入れたりしても安全。
- 木の呼吸を妨げず、水はじきもよく、紫外線もカットするので、木も長持ち。
- 「ウッドワックス」という名の通りワックス成分が含まれているので、ニスなどでの仕上げ塗りが不要。
- 主剤の含有量が多く伸びがいいので、他の塗料と比べて同じ量でも2倍以上も塗ることができる。
今回使った塗料がニスもあわせて各300mlで約3000円で、オスモカラーは750mlで6000円。
値段は2倍しますが、量は2.5倍入っていて、かつ同じ量でも他の塗料より2倍以上塗ることができます。
それでいて木にも人間にも優しいとなれば、オスモカラーの方が絶対に良いですね。
詳しくは「オスモカラー公式」をご覧ください。
大量生産されたものでなく、DIYで世の中に1つしかないモノを作る。
DIYってすごく楽しいです!