以前、格安スマホで毎月のスマホ代を節約したいなら「楽天モバイル」が圧倒的にお得だという記事を書いた。
でも前回の記事では機種代の説明が不十分だったので、今回はそこをもっと掘り下げて説明しようと思う。
以前の記事にもあるように、僕のスマホの使い方はこんな感じなんでヨロシク!
- スマホゲームは快適にしたい
- おサイフケータイ(モバイルSuica)を使いたい
- ゲーム以外のアプリはあまり使わない
- 電話はほとんどしない
- データ通信はほとんどWi-Fi
- キャリアメールはいらない
格安SIMの各社料金を徹底比較(※前回のおさらい※)
前回の記事でまとめたMVNO各社の支払総額をおさらい。
MVNO | 使用回線 | 支払総額 (1年) | 支払総額 (2年) | 支払総額 (3年) | プラン詳細 | 最低利用 | 超過通話料 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
楽天モバイル | docomo | 29760円 | 47520円 | 71280円 | 2GB+10分かけ放題 | 1年 2年 3年 | 10円/30秒 |
イオンモバイル | docomo au | 26760円 | 53520円 | 80280円 | 2GB+10分かけ放題 | なし | 10円/30秒 |
DMMモバイル | docomo | 26760円 | 53520円 | 80280円 | 2GB+10分かけ放題 | 1年 | 10円/30秒 |
mineo | au | 28320円 | 56640円 | 84960円 | 3GB+10分かけ放題 | 実質1年 | 10円/30秒 |
BIGLOBEモバイル | docomo au | 29160円 | 58320円 | 87480円 | 3GB+10分かけ放題 | 1年 | 9円/30秒 |
UQモバイル | au | -- | 58520円 | 100280円 | 3GB+5分かけ放題 | 2年 | 20円/30秒 |
mineo | docomo | 29400円 | 58800円 | 88200円 | 3GB+10分かけ放題 | 実質1年 | 10円/30秒 |
LINEモバイル | docomo softbank | 30840円 | 61680円 | 92520円 | 3GB+10分かけ放題 | 1年 | 10円/30秒 |
フリーテル | docomo | 31800円 | 63600円 | 95400円 | 3GB+10分かけ放題 | 6ヵ月 | 10円/30秒 |
mineo | softbank | 33600円 | 67200円 | 100800円 | 3GB+10分かけ放題 | 実質1年 | 10円/30秒 |
※すべて税抜で表記
この検証によって、格安スマホを更に安く使うためにはどのMVNOを選ぶべきかが分かった。
- 1年契約するなら、最低利用期間がない「イオンモバイル」
- 2年・3年契約するなら、圧倒的な安さの「楽天モバイル」
今回は更にスマホ本体も同時に契約したら、どのMVNOが一番お得なのかを検証したいと思う。
おサイフケータイが使える格安スマホ一覧
僕がスマホに求める機能に「モバイルSuica」がある。
モバイルSuicaを使うには、そもそもスマホがおサイフケータイに対応していないとダメ。
最近はモバイルSuicaにチャージした電子マネーで支払いできる機会も多くて、もはや「おサイフケータイ」さえあれば財布を持たずに外出できてしまう。
ということで、おサイフケータイが使えるスマホの本体価格をMVNOごとに比較してみよう。
スマホ本体が安くても月額が高くちゃ意味ないので、支払総額ランキング上位3社のみで比較。
機種名 | 楽天モバイル | イオンモバイル | DMMモバイル | CPU性能 | OS | メモリ | ストレージ | バッテリー | 重さ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
HTC U12+ | 89,800円 | -- | -- | ★★★★★ | Android 8.0 | 6GB | 128GB | 3,500mAh | 約188g |
OPPO R15 Pro | -- | -- | 69,880円 | ★★★★ | Android 8.1 | 6GB | 128GB | 3,430mAh | 約170g |
AQUOS R compact SH-M06 | 49,780円 | 67,800円 | 64,800円 | ★★★★ | Android 8.0 | 3GB | 32GB | 2,500mAh | 約140g |
HTC U11 life | 35,780円 | -- | -- | ★★★ | Android 8.0 | 4GB | 64GB | 2,600mAh | 約142g |
AQUOS sense plus SH-M07 | 32,800円 | 42,800円 | 40,800円 | ★★★ | Android 8.0 | 3GB | 32GB | 3,100mAh | 約157g |
AQUOS sense lite SH-M05 | 21,800円 | 32,800円 | 27,800円 | ★★ | Android 8.0 | 3GB | 32GB | 2,700mAh | 約147g |
AQUOS SH-M04 | 29,800円 | 24,800円 | -- | ★★ | Android 6.0 | 2GB | 16GB | 2,700mAh | 約138g |
arrows M04 | 26,880円 | 37,800円 | 33,800円 | ★ | Android 7.1 | 2GB | 16GB | 2,580mAh | 約148g |
arrows M03 | 32,800円 | 29,800円 | -- | ★ | Android 6.0 | 2GB | 16GB | 2,580mAh | 約141g |
Xperia J1 compact | -- | 39,800円 | -- | ★ | Android 4.4 | 2GB | 16GB | 2,300mAh | 約138g |
※すべて税抜で表記
まず、安くもないのに性能激悪の「arrows M04・arrows M03・Xperia J1 compact」は完全除外。
次に、格安スマホにする人は節約したい人だと思うので、性能良いけど高価な「HTC U12+・OPPO R15 Pro・AQUOS R compact SH-M06」も除外。
そして、今の時代でAndroid6.0は時代遅れ過ぎるので「AQUOS SH-M04」も除外。
消去法した結果、最終的な候補がコレ。
- HTC U11 life(35780円)
- AQUOS sense plus SH-M07(32800円)
- AQUOS sense lite SH-M05(21800円)
あとはもうどこを重要視するかなんだが。
ストレージに関しては、microSDなどの外部メモリでどうにでもなるのでそこまで重要ではない。
Android 7.0以上ならアプリも外部メモリに保存できるし。(アプリが対応していれば)
ただしCPU性能やメモリは後からではどうにもならないので、最初にしっかり分かって選ぶ必要がある。
僕のスマホは消去法で除外された「AQUOS SH-M04」だけど、僕の使い方では何の問題もなく使えているので、それ以上の性能を誇るこの3つなら尚更問題ないということになる。
ということで、僕の見解としてはこんな感じ。
- 性能とバッテリーを重視するなら「AQUOS sense plus SH-M07」
- 価格を重視するなら「AQUOS sense lite SH-M05」
AQUOSは使い勝手の良いスマホ
結果としてどちらもSHARPのAQUOSをオススメすることになったワケだが。
これだけは言っておくが、僕はシャープとは無関係の人間だからな!
テレビだって東芝だし、目の付け所もこれといってシャープではない。
僕がAQUOSをオススメする理由は、実際に僕が使っていてすごく使いやすいと感じているから。
いつも肌身離さず持ち歩いて使ってるわけだから、頻繁に使うものをストレスなく快適に使えるってすごく重要だと思う。
そういう点でもAQUOSはすごく優れているので、いくつか紹介しておこう。
- バッテリーの持ちがすごくイイ
バッテリー量も大事だけど、もっと大事なのはバッテリー持ち。シャープはIGZOテクノロジーによるバッテリーの使い方が上手なので、同じバッテリー量でも他社より長持ち。
- スクリーンショットを撮るのが簡単
「Clip Now」という機能がスゴい!画面端を横になぞればスクリーンショット、縦になぞれば画面メモ。面倒なボタン操作は一切なし。
AQUOS使いこなし術「Clip Nowでスクショをとろう」 - カメラの起動が早い
スマホ横のボタンを2回押しで素早くカメラが起動。もう以前のxperiaみたいなストレスは感じない。
- ツイストマジックが便利
ゲーム中にLINEがきて返事してまたゲームに戻って…みたいな動作はこの「ツイストマジック」でストレスフリー。スマホを持つ手をクイッとひねれば1つ前のアプリへ移動。もう一度ひねれば元の画面へ。これが地味に便利で僕はフル活用中。
- のぞき見ブロックがプライバシーを守る
隣の人との距離が近いとき、
エロい動画見たりエロい内容のLINEしたりしてスマホの画面を見られたくない時もある。そんなときはステータスバーから「のぞき見ブロック」を起動。僕の変態っぷりは誰にも秘密なのだ。
AQUOS使いこなし術「周囲からののぞき見をブロック」
さいごに
先ほどの格安スマホ一覧を見て、皆さんはお気付きだろうか?
楽天モバイルは端末代も安い ということを!
機種によってその金額差は他のMVNOと比べて1万円以上!
月額の安さにばかり目がいって端末代が落とし穴になりがちだけど、楽天モバイルなら月額も端末代もどっちも安い。
こうなると格安SIMでも格安スマホでも、楽天モバイル以外を選ぶ理由は無いんじゃなかろうか。
楽天モバイルは付加価値だってスゴい。
楽天モバイルを契約すると楽天会員になるので、毎月の支払いで100円で1ポイントの楽天ポイントが付く。
月々の支払いを楽天カードにすれば更に1ポイント加算。
つまり仮に毎月の支払を2000円とすると40ポイントが付与されることになる。
また端末代を月賦で支払う場合、一般的には分割手数料がかかるけど、楽天モバイルなら端末代を楽天カードで支払えば分割手数料がかからないのだ!
手数料ってホント無駄な出費だと思うので、これが無くなるのはすごくうれしい!
楽天モバイルを含め、楽天サービスの最大の魅力は何と言っても「楽天グループの繋がり」だと思う。
僕は楽天市場をすごく使う。ネットで買い物するなら「楽天市場」か「ヨドバシドットコム」と決めている。
楽天モバイル契約者は楽天市場でのポイントがいつも+2倍。
楽天カードで支払えば更に+2倍。
パソコンから買わずに楽天市場アプリで買えば更に+1倍。
基本ポイントが1倍なので、つまり僕は楽天市場で買い物するときはいつでもポイント還元が6倍なのだ!
それ以外にも、5のつく日はポイント+1倍だったり、楽天が関係するスポーツチームが勝利したら+1倍だったり、楽天会員ランクによって+4倍だったり、お買い物マラソンで最大+10倍だったり。
なんだかんだでポイント還元が軽く10倍を超えてしまったりする時もある。
そんな風にたまったポイントは楽天モバイルの支払いにも使えるので、楽天モバイルの月額をすべてポイントでまかなえてしまうこともしばしば。
楽天ポイントの恩恵は凄まじいものがあるので、あまり楽天市場を利用しない人でも楽天カードは持っておいて損はないと思う。
ましてや楽天モバイルを検討している人なら、楽天カードは必須アイテムになるだろう。