円形脱毛症を発症してはや8ヶ月。
朝風呂をやめて夜風呂にし、アミノ酸シャンプー「haru kurokamiスカルプ」を使い、ザガーロを服用した結果・・・。
無事、円形脱毛症が治ってくれました!
体に良いことをすれば、体はしっかり応えてくれるんですね。
ありがとう私の体。そしてこれからもよろしく頼みます。
整髪料を考える
整髪料を付ける。髪を染める。頭を掻きむしる。
円形脱毛症を発症して以来、こういった頭皮の刺激になるような事は全て避けてきました。
もし私がサッカー選手で、ここぞという場面で絶妙なセンタリングがきたとしても、ヘディングだけは絶対にしないでしょう。
でも整髪しないということは、それなりにオシャレ度は下がってしまいます。
今までしっかり整髪してたのに、ある日を境に全く整髪しなくなれば、そりゃあ怪しいですよね。
でもそろそろ今までの自分に戻って、整髪料で髪をセットしようと思います。
といっても、私が今まで付けていた整髪料がこれで、化学成分がたっぷり入っているので髪やお肌に良くないのは確実です。
整髪力もそれなりにあるので、洗髪は念入りにやらないと洗い残しが肌トラブルにつながります。
今までの私は朝風呂だったので、毎晩これを洗い流すことなく眠っていました。
化学成分たっぷりの整髪料と、一日の汚れを髪に付けたまま、横になって頭皮に押し付けてたわけです。
そりゃあハゲても文句は言えませんよね。
むしろ一過性の円形脱毛症で済んだのは不幸中の幸いだったと思います。
今は朝風呂をやめて夜風呂にしたとはいえ、もう日中ですら肌に危険なものはつけたくありません。
でも整髪はしたいとなれば、髪や頭皮に安全な整髪料を探すしかありませんね。
100%ボタニカルな整髪料「ムーンソープ・クインタプルバリア」
まず最初に、オーガニックとボタニカルの違いについて。
農業の世界からきた言葉で、有機栽培の植物(化学肥料や農薬を使用しないで栽培した植物)を指す。ヘアケア業界では有機栽培で作られた農産物を原料としているものを指す。
「植物由来」を意味する、幅広くてとても曖昧な言葉。ある意味オーガニックもボタニカルの一種。ヘアケア業界では植物の成分を配合してある商品を指す。ボタニカルだからといってオーガニックとはならない。
髪や頭皮に優しくて安心・安全にこだわるなら、100%ボタニカルかつオーガニックな整髪料を探せばいいのですが、これが意外と難しい。
というのも、日本では食品に関しては有機JAS規格などによりオーガニックの表示ルールがありますが、化粧品については国の認証基準がありません。
植物由来の成分が少しでも入っていれば、その商品はボタニカルを名乗れてしまうわけですから、商品名にオーガニックやボタニカルという単語が使われてるからといって、決して安全な商品とは言い切れません。
本当に安心・安全な整髪料を探すなら、記載されているすべての成分を確認して、100%植物由来(ボタニカル)の商品を見つけましょう。
使われている素材(成分)がオーガニックかどうかを証明する術はないので、そこはブランドイメージや商品についての細かい記載から判断するしかありませんね。
というわけで私が選んだ商品がコチラです。
公式サイトではオーガニックヘアワックスを名乗っていて、3種類ある商品(後述)すべての成分を見る限り天然素材100%なのでボタニカルと言えるでしょう。
さらにそこにはこんな気になる記載が。
これまでの常識で「整髪料=刺激物」と思いがちですが、全ての成分が植物由来で科学成分を一切使っていないとこんな使い方もできるんですね。
ということは、女子力高めの私が普段から持ち歩いている「整髪料・リップ・ハンドクリーム」はコレ1つに置き換えられるってことで、細かい荷物が減るので地味に嬉しいです。
主成分である「ミツロウ(蜜蝋)」についても調べてみました。
ミツバチの巣から蜂蜜をとった後に残るものに、熱と圧力を加えるか、あるいは湯で煮溶かしたりして採取される「ロウ(ワックス)」のこと。ハチミツのような独特の甘~い香りを持つ天然ワックスの代表選手で、お菓子作りにも使用されるほど、肌にやさしい素材です。
引用:肌ケア情報Avene
ミツロウは保湿力が高いので、お肌や唇を柔らかくする効果があります。さらに抗菌作用もあるので、お肌を清潔に保つことができます。
刺激のある整髪料だと頭皮につかないように気を使いますが、これならその心配はいりません。
また、整髪する上で地味にめんどうなのが実は整髪後だったりします。
一般的な整髪料って水でもなかなか落ちないので、整髪した後の手洗いが結構大変なんですよ。
でもこれなら整髪後も手にすり込んでそのまま出掛けられるので、急いでいる朝とか、手を洗わないだけでも貴重な時短になりますね。
ムーンソープ・クインタプルバリアの3種について
ムーンソープ・クインタプルバリアにはタイプに合わせた3つの種類があります。
すべて植物由来で化学成分は一切使っていないボタニカルかつオーガニックな商品です。
ドリームウォーカー
特徴 | 「ハード & マット」 しっかりタイトなスタイリング。 軟らかく滑らかな肌に。 夢の中へ誘うような深い香り。 |
成分 | ミツロウ、マカデミア種子油、ホホバ種子油、シア脂、ヤシ油、カルナウバロウ、ローズマリーエキス、ベントナイト、ニュウコウ樹油、マニラエレミガム不揮発油、ベンゾインガム、ビターオレンジ葉油、オレンジ油、ニオイテンジクアオイ油(ゼラニウム油) |
ゴールデンムーン
特徴 | 「スムース&ナチュラル」 自然な動きと毛束感を表現、引き締まったツヤのある肌に。 光り輝く月のような甘い香り。 |
成分 | ミツロウ、マカデミア種子油、ホホバ種子油、シア脂、ヤシ油、カルナウバロウ、ローズマリーエキス、レモン油、オレンジ油、ウイキョウ油(フェンネル油)、ショウズク種子油(カルダモン油)、セイヨウハッカ油(ペパーミント油) |
スターリーフォレスト
特徴 | 「スムース&マット」 自然な風合いで優れたキープ力。 クレイとミツロウが肌を浄化し保護。 夜の森の透明な緑の香り。 |
成分 | ミツロウ、マカデミア種子油、カオリン、ショウガ根油、ローズマリー油、レモン油、セイヨウアカマツ葉油、ホホバ種子油 |
ムーンソープ・クインタプルバリアを使ってみる
私は以前、デューサーのNO4を使っていました。
ガッツリ整髪せず、それでいてツヤツヤしない、マットで自然な仕上がりが好きなのです。
ムーンソープ・クインタプルバリアでそれに近いものだと「スターリーフォレスト」になります。
ムーンソープ・クインタプルバリアは100%オーガニックなので保存料が入っていません。
だから安心してスキンケアにも使えるのですが、保存料が入ってないが故に使用期限も短めになっています。
未開封:3年 開封後:6か月以内
容量は80mlと15mlの2種類あって、価格的には80mlの方がお得ですが、最初ですし携帯もしたいので15mlを購入しました。
実物を手に取ってみると、思ったよりも小さめですね。
ミツロウ(蜜蝋)を使っているだけあって、なんだかキャンドルみたいです。
ちょっと固めで、クリームみたいに指ですくえる感じではありません。
こんな風に爪で手前から奥に削り取るようにすると取り易いです。
私の髪型はショートで猫っ毛なので、ボリューム感と無造作な流れを出したいところ。
なのでこのくらいを手のひらで延ばして揉み込めばじゅうぶん足ります。
香りの説明には「夜の森の透明な緑の香り」とか意味不明なことが書いてあります。
透明な緑とか、ちょっと言ってることがよく分かりませんね。
実際に嗅いでみると、森というより鉄みたいな香りで、私には「ん?」って感じでした。
とはいえ整髪する時に香るだけで、付けてしばらくするとほとんど匂わなくなりました。
さいごに
とにかく「100%オーガニック」ってのがいいですね!
間違って耳や頬に付いても全く気にしなくていいので、セットするのがすごく楽になりました。
ハンドクリームとして使ったその手で、そのまま髪を再セットできたりしてすごく便利です。
こんなマルチな用途で安心して使えるなら、次買うときは15mlより80mlの方にしようと思います。
化学成分でできた整髪料を使ってる人は、危険物を髪に付けているということを自覚しましょう。
カラダはきっと悲鳴を上げています。そして自分を救ってやれるのは自分だけです。
あとで私にみたいにハゲても知りませんからね。