中年太り必見!夕食を果物メインにしたら、無理なく短期間でダイエットできました

平日の夜だけ果物生活

中年太りの危機感から、会社でバランスボールを使い始めた私。

では食生活はというと、元々少食なのをいいことに、食べたいものを食べたいときに好きなだけ食べる。

不規則で栄養バランスもろくに考えない食事。

  • 生活習慣の乱れ
  • 体の燃焼に見合わない食事量

太る原因のほとんどがこんな理由ですが、私もしっかり当てはまっています。

燃料(摂取カロリー)は多いのに、それを消費する場面がない。(運動不足)

仕事が時間が・・・と言い訳しても、結局はそれをどうにもできない自分が一番の原因です。

ですが、せっかくジェリーフィッシュチェアも始めたことですし、これを機に食生活も見直していこうと思います。

今回のために知人の栄養士からしっかりレクチャーを受けてきましたよ!

食事のあり方を考える

平日の夜だけ果物生活

食事で大事なのは、体に対する「需要と供給のバランス」です。

単純に考えて、その人に必要なエネルギー量を超えて摂取すれば体は栄養を蓄えて太るし、満たなければ蓄えた栄養を消費して痩せます。

いくら食べても太らない人もいますが、それは基礎代謝が高かったり、一度に体へ吸収できる量が少なく、人より多く食べないといけない体質なだけです。

また、よく「成人男性が1日に必要なエネルギー量」などの指標を見かけますが、人それぞれ活動量・消費量・体質など様々な要因で異なってくるので、正直あまり参考になりません。

手に取る食品のカロリーだけを見て数字であれこれ計算しても、自分のスペックが分からない以上、ただの気休めにしかなっていません。

今の食事量で太っていくのであればまずは量を減らせばいいし、量でどうこうできないところまできたのなら質を改善すべきです。

本来は栄養バランスの良い食事を適量食べることが望ましいですが、栄養素などの知識の無い人が急にそれを気にするのには無理があります。最初から完璧を求めてはストレスになるので、まずは量を減らして、できるだけ多くの品目を食べる。外食する時も、1種類の料理より、小鉢や付け合わせなど多くのおかずが入っているものを選ぶ。無理せずに出来ることから始めていきましょう。

食事は1日3回が当たり前?

そもそも「食事は1日3回」という考え方はどうでしょう?

ダイエットや健康法と称して、1日1食、1日2食、1日5食など、様々な考え方がありますが、実は回数は大して重要ではありません。

消化が早い体質ですぐお腹が空くのであれば、1日5食にしてこまめに食べればいいし、朝食べて昼にはまだお腹が空かないのであれば、無理して食べる必要はありません。

先ほども書いたように、食事に大事なのは「需要と供給のバランス」ですが、それと同じくらい重要なのが、食事は「規則正しい一定のリズム」であることです。

 

平日は朝に便通があるのに土日は全く出ない、なんてことありませんか?

これは土日の就寝・起床時間や食事のタイミングが平日と異なり、体内のリズムが狂ったからです。

食事も同じで、毎日決まった時間に食事を取るようにしていれば、体はエネルギーを効率的に消費する方法を覚え、今摂取したエネルギーを温存せずに使おうとします。

逆に食事が不規則だと、体は摂取したエネルギーをなるべく温存して大切に使おうとします。

エネルギーの代謝を低下(脳と体のパフォーマンスが落ちる)させ、摂取したカロリーをなるべく(脂肪として)蓄えようとするので、結果として肥満を招きます。

食事の黄金比

仮に食事を1日3回摂るとして、その比率はどうあるべきでしょう?

これには所説あり、時間栄養学では「朝:昼:夕=3:3:4」が望ましいと言われていますが、知人の栄養士は「朝:昼:夕=4:4:2」を勧めています。

その理屈は単純です。

朝:昼:夕=4:4:2の理由

  • 朝は1日の始まりなので、エネルギーは多く摂取する。
  • 昼は1日の折り返しなので、朝食と同様にしっかり食べる。
  • 夜はもう数時間後には就寝するので、体(臓器)を休める意味でもほどほどで済ます。

ここで注意したいのが、夜は体のエネルギー代謝が下がるので、摂取したエネルギーは脂肪として蓄えられやすい傾向にある、ということです。

しかし多くの人は、夜に一番のウェイトを置き、場合によってはとくかく飲んで食べまくります。

これでは胃や腸は休む暇がありません。

朝起きたらなんとなく食欲がない時ありませんか?

それは前日の夜に胃が働きすぎて疲れてるのが原因です。

結局これが朝食を抜くことに繋がり、「不規則な食生活」の悪循環を引き起こします。

削るダイエットは成功しない

ダイエットに失敗する原因の多くが、実は「物足りなさ」だったりします。

食事を抜く。腹半分で我慢する。食べたいものが食べられない。

こういった削るダイエットは心にストレスが溜まって、体どころか心が痩せてしまいます。

美味しいものを満足する量で楽しく食べないと、心も胃袋も満たされないんです。

痩せたい人に新提案!「平日の夜だけ果物生活」

まずはこの不思議なポージングをしたフルーツマニア・中野さんの記事を読んでみて下さい。

引用:「フルーツだけ生活」の意外すぎる健康効果
「フルーツだけ生活」のまとめ
  • フルーツは低カロリーで太りづらい食物
  • フルーツの糖は消化負担のほとんどない天然の糖類
  • フルーツを食べると肌のキメが細かくなる
  • フルーツを食べると女性ホルモンが増えて体毛が薄くなる
  • フルーツは骨密度にも好影響を及ぼす
  • フルーツを食べると便秘が解消されて便も臭くならない
  • フルーツを食べると加齢臭がなくなって体からフルーツの香りが漂う

簡単にまとめましたが、美容やダイエットに興味がある人には無視できない記事です。

同時にこんな不安も感じたのではないでしょうか。

  • 果物って高いから食費が心配
  • 果物だけ食べてたらストレスになりそう
  • 栄養バランスが心配

実は私、この果物生活を今まさに実践中で、かれこれもう3ヶ月以上も続けています。

もちろん中野さんみたいな徹底した果物生活は絶対続かないので、そこは私なりにちょっとアレンジ。

食事は人間が生きる上で大事な楽しみの1つで、それを四六時中制限するのはすごく過酷なので必ず挫折してしまいます。

ダイエットは無理なく続けられることが重要なので、常にルールに縛られるのではなく、ON/OFFのメリハリをしっかりつけるべきです。

そこで私が始めたのが、フルーツだけ生活にアレンジを加えた「平日の夜だけ果物生活」です。

平日の夜だけ果物生活のルール
  • 「朝:昼:夕=4:4:2」の法則に従ってしっかり食べる
  • 平日5日間の夕食のみを果物に置き換えて、できるだけ野菜も食べる

基本的に平日5日間の夕食のみを果物に置き換えるだけで、ほかの制限は一切ありません。

果物を中心にできるだけ野菜も食べます。

果物は抗酸化物質が豊富に含まれていて、活性酸素を取り除き、体が酸化する働きを抑えてくれます。

またビタミンも豊富なので、寝る前に果物を食べることは、就寝中のお肌のターンオーバーにとても都合がいいです。

 

土日は制限せず好きなものを食べますが、「朝:昼:夕=4:4:2」の比率はできるだけ守るようにします。

果物は糖分が多いので太るという意見もありますが、私はそれは違うと思います。

果物は食後にデザートとして食べられることが多く、つまりは大抵は満腹に近い状態で摂取されるもの。

需要を超えて過剰に摂取されたものは、何であれ太る原因になります。

しかし私が実践している果物生活は、「朝:昼:夕=4:4:2」の法則に従って、決して過剰に摂取するものではありません。

私のある1週間の夕食をまとめてみました。

曜日夕食
梨(1個)・バナナ(1本)・キウイ(1個)・ピンクグレープフルーツ(1/2個)・生野菜サラダ
梨(1/2個)・柿(1個)・バナナ(1本)・ピンクグレープフルーツ(1/2個)・生野菜サラダ
りんご(1/2個)・柿(1個)・バナナ(1本)・ピンクグレープフルーツ(1/2個)・生野菜サラダ
梨(1/2個)・りんご(1/2個)・バナナ(1本)・ミニトマト(5個)・ピンクグレープフルーツ(1/2個)・生野菜サラダ
りんご(1/2個)・柿(1個)・バナナ(1本)・ピンクグレープフルーツ(1/2個)・生野菜サラダ
家系ラーメン+ライス
お寿司&ソバ

 

少なく思うかもしれませんが、梨やりんごは噛みごたえがあるので咀嚼の回数が多くなり、水分も豊富なので食事の満足感が得られます。

そもそも夜は満腹感を得るまで食べる必要はありません。

土日の夜はラーメンなどでハメを外すこともありますが、その場合は夕食をいつもより早めにとります。

寝るころには少しお腹が空くようにしておくことで、胃腸への負担を軽くして、翌日の朝食が食べられる状態にしておきます。

果物生活を3か月続けた結果

  • 朝起きたときの胃の不快感が無くなった
  • 便が柔らかくなって便秘が更に改善した
  • 明らかに体重が減ってきた

朝起きたときの胃の不快感が無くなった

これは始めてすぐに実感したことですが、朝起きたときの胃の不快感が消えました。

以前は夜ご飯に好きなものを好きなだけ食べていましたが、今は夜の食事を減らして、更にメインを果物にしたことで、胃腸への負担が減り、体も十分な休養がとれてるのだと思います。

今は朝起きても食欲があって、朝食も普通に食べられるようになりました。

便が柔らかくなって便秘が更に改善した

私は便秘症でしたが、甘酒を飲むようになってだいぶ改善されました。

ですが便は固めで、切れ痔とまではいきませんが、血が出ることもしばしば。

それが果物生活を始めてから、便が明らかに柔らかくなって、回数も増えたんです。

以前は朝食を食べたり食べなかったりで、体が規則正しいリズムではなかったのでしょう。

さらに果物のおかげで以前より水分が摂れているので、腸まで十分に水分が行き渡っているのだと思います。

明らかに体重が減ってきた

始める前と比べて、たった3か月でなんと体重が5kgも減りました。

最初の1か月で一気に3kgくらい減って、それから順調に減っていきました。

つまり、5kg太ったことで中年太りに危機感を感じてから、たった3か月で元に戻せたことになります。

この結果は以下のことが良い相乗効果をもたらした結果だと思います。

果物生活の相乗効果

夜ご飯を果物にした。
食事の比率を「朝:昼:夕=4:4:2」に変えた。

胃の不快感がなくなり、朝食が食べられるようになった。

規則正しい生活習慣が身に付いた。

便秘が改善した。

ジェリーフィッシュチェアで毎日適度な運動もするようになった。

中年太りが改善した。

果物生活が招く意外な効果

果物生活が招く良い効果は他にもあります。

  • 朝昼の食事を考えて食べるようになる
  • 食事に関わる時間を短縮できる

朝昼の食事を考えて食べるようになる

今までの昼食は、ただ食べたいものをなんとなく選んでいました。

しかし果物生活を始めてからは、夜の比重が下がったことで、朝と昼の食事の栄養をよく考えて食べるようになりました。

この意識改革を起こせたことは、ダイエットだけでなく健康に気遣った食生活をする上でとても良かったと思います。

食事に関わる時間を短縮できる

食事は楽しく、早食いせずゆっくり食べた方が体にいいのですが、平日の忙しい日々の中で、準備や後片付けにおいてはできるだけ時短したいですよね。

そんな観点でも果物生活はオススメできます。

準備といえば果物を切ってお皿に盛るだけですし、食後の食器もこれといって汚れているわけでもないのでサッと洗うだけで済みます。

準備と片付けを合わせても10分程で済むので、その分好きなことに時間が使えるようになりました。

果物生活を無理なく楽しむためのコツ

果物生活を続けるためには、「メンタル・栄養・家計」から考えて、大事なことが3つあります。

  • 美味しく楽しく食べる
  • 数種類の果物を食べる
  • 安く手に入れる

これを実行するのはすごく簡単で、すばり「旬の果物を食べる」ことです。

自然で育つ食べ物は果物に限らず、旬が一番美味しくて栄養価も高く、そして安いです。

一口に果物といっても種類や時期によって栄養価は全く違うので、数種類の果物を食べることでより多くの栄養が摂れ、しかも飽きがきません。

私は果物生活を始めてから、スーパーの青果コーナーに行くのがすごく楽しみになりました。

リンゴ1つみても、つがる・ふじ・紅玉などたくさんの品種があって、収穫時期も味も全く違います。

その時の値段や鮮度を比べて悩んだり、同じ果物で違う品種を食べ比べしたりするのも、果物生活の醍醐味のひとつなんです。

毎月の果物ラインナップがスゴい

また我が家では、ひと月に1回「贅沢DAY」と称して、マンゴー・メロン・巨峰など、旬でも結構高級で普段なかなか手が出せないものを食べられる日を設けています。

これがすごく楽しみで、果物生活を進んで続けている理由のひとつになっています。

もっと贅沢に楽しみたい方は「厳選・季節のフルーツ定期便」といった宅配サービスを利用するものいいかもしれません。

豊洲新市場のプロの目利きで選定された果物が毎月1回自宅に送られてくるので、高級品種や希少な果物が、月替わりで、しかも手頃な価格で楽しめます。

毎月の果物ラインナップがスゴい

さいごに

平日の夜だけ果物生活

「食べる」ことは人生を楽しむためには大事なことですが、それは度が過ぎると病気や肥満を引き起こし、人生を楽しくないものに変えてしまいます。

私はこれまで太ったことなんてなかったのに、加齢とともに体の代謝も落ち、運動もしないのに食べる量は昔のままだったから、需要と供給のバランスが崩れて少しずつ体重が増えてしまいました。

慌ててあれこれ試して、なんとか「ジェリーフィッシュチェア」と「平日の夜だけ果物生活」で太ることにブレーキをかけることができました。

もし私と同じように悩んでいる人がいたら、ぜひこれらを試してみてはいかがでしょうか。

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