水槽のバックスクリーンには100均ダイソーの黒いカラーボードがおすすめ!

水槽のバックスクリーンには100均ダイソーの黒いカラーボードがおすすめ!!

みなさんは水槽のバックスクリーンって設置してますか?

バックスクリーンを貼るということは、魚だけでなく鑑賞する私達側にもメリットがあります。

100均のアイテムを使えばコストも安く済むので、ぜひ皆さんも導入してみて下さい。

バックスクリーンの必要性1:安全な場所を作る

想像してみて下さい。4面ガラス張りで外から丸見えの家に住んでいる自分を。

周りの状況が気になって落ち着きませんよね?それは魚も同じです。

ましてや魚は人間と違って天敵が多いので、本能的に隠れる・・・という行為をしたい生き物です。

しかし水槽という狭い空間の中で、隠れることができる場所は限られています。

だからスクリーンを貼って、背後を警戒する必要がない・落ち着ける場所を作ってあげましょう。

バックスクリーンの必要性2:ガラスへの衝突を避ける

水槽は透明なので、魚からしたらそこに見えない壁があるとは思いません。

なので立ち上げたばかりの水槽や新しく迎え入れた生体は、よくガラス面にぶつかったりします。

もちろん魚も学習はしますが、それでも興奮した時などにはやっぱりぶつかってしまいます。

だからスクリーンを貼って、ここから先は行き止まりと知らせてあげましょう。

バックスクリーンの必要性3:配線を隠して水槽の見た目をキレイにする

水槽を設置している限り、エアチューブや配線などをすべて無くすのは難しいです。

比較的簡素な私の水槽でさえ、3つの配線があります。

  • 底床フィルターのエアーリフト用シリコンチューブ
  • 温度計のケーブル
  • 照明のケーブル

配線は水槽の景観を損ねるため、できるだけ隠したいですよね。

そこでバックスクリーンがあれば、その裏へ配線すればコードは隠せますし、バックスクリーンにはテープ等も貼れるため、配線を上手く捌くのにも都合がいいです。

水槽のバックスクリーンはどんな色がいい?

私は白と黒のバックスクリーンを使ったことがあります。

水槽の行き止まりを認識させる、という意味ではどっちでもいいですが、私の感覚では白よりも黒の方が魚の落ち着きが良い気がしました。

自分に置き換えて考えてみても、身を潜めるには明るいところより暗いところの方が見つかりづらい気がしますよね。

きっと魚にとっても暗い方が隠れられている感が強いのだと思います。

 

水槽の景観からも考えてみます。

色の特性を考慮すると、水槽の環境(魚・水草・石・流木など)によって選ぶべき色も違ってきます。

白(ホワイト)黒(ブラック)
・全体の雰囲気が明るくなる。
・色の暗いものは映え、明るいものはぼやける。
・全体の雰囲気が暗くなる。
・色の暗いものはぼやけ、明るいものは映える。

 

私の水槽で白と黒のバックスクリーンを比較してみます。
(白のバックスクリーンはもう捨ててしまったので、後ろの壁が白ということで・・・)

 

【照明点灯時】白(ホワイト)のバックスクリーン

白のバックスクリーン水槽(点灯時)

 

【照明点灯時】黒(ブラック)のバックスクリーン

黒のバックスクリーン水槽(点灯時)

 

【照明消灯時】白(ホワイト)のバックスクリーン

白のバックスクリーン水槽(消灯時)

 

【照明消灯時】黒(ブラック)のバックスクリーン

黒のバックスクリーン水槽(消灯時)

 

どうでしょうか。

私の場合、照明点灯時は白よりも黒の方が水草が鮮やかに見えます。

水草に付いた気泡やミナミヌマエビの稚エビまで、しっかりと確認することができました。

照明消灯時には、黒のほうがより闇に包まれています。

消灯時は水槽鑑賞には不向きかもしれませんが、それはそれで自然界に近い気がするし、魚もリラックスできるのではないでしょうか。

水槽のバックスクリーンには100均のカラーボード

私は以前、バックスクリーンには半透明の塩ビ板を使っていました。

近所のホームセンターで価格は1200円ほどだったと思います。

 

PS(ポリスチレン)板 透明:1,436円(税込)

 

塩ビなので水に強いし、半透明なので後ろの壁や配線もそれなりに隠せます。

それに明るいほうが水槽内も見やすいだろうと、見る側の視点・・・・・・でしか考えていませんでした。

いざ設置してみると、水槽の内部が不自然に明るく、魚も落ち着きがないように感じました。

 

逆に暗い色にしてみようか考えていたある日、100均で偶然見つけたのがコレ。

DAISOダイソー カラーボード Black

ダイソー・カラーボード

 

黒だけど真っ黒ではない、少しグレーがかった黒。

硬めのスポンジ素材で5mmの厚みがあるので、フィルムのようにクルクル丸まったりせず、しかも軽いので両端だけテープでとめれば重みで外れることもありません。

スポンジ素材なので吸水してしまうかと思いきや、素材が硬いので逆に水はじきは抜群でした。

サイズも45cm×84cmなので、60cm水槽の背面なら1つ買えば十分ですが、両サイドも貼るならもう1つ買えば十分足ります。

加工の際も、まるでお豆腐を切るかのようにカッターでスーっと切れて、サイズ調整や貼る作業がすごく簡単でした。

私の場合、水槽の右側にパソコンがあるので、モニターの明るさを考慮して右側にも貼っています。

 

また、スポンジ素材ということは中に空気の層があるわけで、こういった節電を目的とした商品と同等の効果(水槽用クーラー使用時には断熱効果、冬季のヒーター使用時には保温効率アップ)が期待できると思います。

キョーリン 節電バックスクリーン:1,173円(税込)

というわけで、水槽のバックスクリーンを探している人は、100均ダイソーのカラーボードがおすすめですよ。

Seria(セリア)やキャン★ドゥにも似たような商品があったので、ダイソーに無ければそちらもチェックしてみて下さいね。

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