水槽リセットを決意した理由
前回のカリウム添加が失敗に終わり、いろいろ考えて水槽リセットを決意した私。
その最大の理由は、底床を大磯砂から「溶岩砂」に変更したいからです。
大磯砂はその特性上、どうしてもpHをアルカリ性に傾けてしまいます。
対して溶岩砂は、大磯砂ほど水質に影響を与えにくく、かつ多孔質でバクテリアや水草も定着(活着)しやすいといいます。
底床の変更はどうしても水槽リセットが必要ですからね。
リセットにはもうひとつ理由がありまして。
実はこれまでの水槽は「川底」をイメージして作っていました。
でもいまいち納得できてなかったんです。本当はもっと自然感を出したかったというか。
これは水槽を始めてから今現在も感じていることですが、本来は自然で生きるべき魚たちを水槽という人工的に作られた空間に閉じ込めている、という罪悪感が拭えません。
だから水槽の中にできるだけ自然感を出すことが、私にとって魚たちへのせめてもの罪滅ぼしなのかもしれません。
材料を用意する
- 大磯砂
- 流木
- 水草
今回は底床を大磯砂にするとともに、野性味のある流木と、今度こそ育つことを期待していくつか水草を用意したいと思います。
予算は1万円くらいを考えているので、いいものを少しでも安く買いたいですね。
溶岩砂
溶岩砂といえば、王道は「マスターサンド」ですね。
でも私はこれを使いません。だって10kgで3800円もしますからね。
しかも60cm水槽で10kgでは足らないし、2kg買い足して調整しても5000円以上になります。
そこで私が選んだのは園芸用の「富士砂」です。
用途に応じて3種類あるので、水槽用なら細目がいいでしょう。
細目 | 中目 | 荒目 |
---|---|---|
~3ミリ | 3~12ミリ | 12~20ミリ |
私の水槽は底床フィルターなので、富士砂の厚みは8cm~10cmくらい欲しいです。
15kg買えば足りると思い購入しましたが、いざ実物を見てみると1mm以下の砂も多く、それだと底床を詰まらせてしまうので、ふるいにかけて1mm以下のものは取り除きました。
すると底床6cm分しか残らず、あとで5kgを2つ追加購入することになってしまいました。
流木
流木っていい値段しますよね。
でも私には過去の水槽でお世話になった流木販売サイトがあり、そこでは流木をしっかりアク抜き・塩抜き処理したうえで激安販売しています。
その辺のアクアショップで1万円以上するような流木も、そこでは2~3千円で買えてしまいます。
そして今回買ったのがこの流木です。
写真では分かりずらいですが、これすごく大きくて、幅455mm・高さ390mm・奥行230mmもあるんです。
部分的に石食い(根っこ部分に石が挟まってる)もしていて、それがまた自然感を演出してくれます。
こんな大きさの流木もたった1500円で買うことができました。
※この流木販売サイトはもう閉店してしまいました。
水草
アクアリストの御用達「チャーム」さんにて、比較的初心者向けの水草を揃えてみました。
ちょっと買いすぎてしまった感が否めませんが・・・。
その他
バクテリアは今までエバーグリーンさんのモノを使ってたんだけど、今回からは有名なPSBを採用。
この量でこの性能だからケチらず気軽に使えていいね!
さいごに
今回の準備でかかった総額は「12,150円」でした。
溶岩砂の量を見誤って送料がダブルでかかってしまったのと、流木で節約できた余裕から水草を買いすぎましたかね。
さて、次回はいよいよ設置編です。ぜひこちらもご覧ください。