今までの水槽を初期化する
では早速始めていきましょう。まずは現在の水槽の魚たちを避難させます。
我が家に水槽は1つしかないので、飼育水をバケツに移し、そこへ魚を一時避難させましょう。
大磯砂を取り出し、汚れたガラス面を掃除。
底床フィルター(ニッソー・バイオフィルター)もよく洗って再び設置します。
よく洗い、1mm以下の砂は可能な限り除外した富士砂を投入します。
底床の厚みは8cm~10cmになるように調整します。
今回は底床に水草を植えるので、テトラ・イニシャルスティックも散りばめておきましょう。
新しい水槽をレイアウトする
今回の水槽レイアウトの主役、あの大きな流木を配置しましょう。
豪快に配置すべきか・・・
でも餌やりスペースは考慮しておかないと・・・
いや、ここは水草とのバランスも考えて・・・
次に水草を植えるため、エーハイム4in1でカルキ抜きした飼育水を少し入れます。
いよいよここで水草たちを投入しましょう。
ここでの配置は今後の景観を左右するのでとても大事ですよ。
しかしなんとここで適当に水草を植えるという暴挙に出てしまいます。
この時点で私の疲労はピークを迎え、もうレイアウトとか考える心の余裕もなく、さっさと立ち上げて横になりたかったんです。
というわけでテキトーに水草を植えて飼育水をフルに注入しますが、ここでも衝撃の出来事が。
流木の浮力が凄まじい。
最初はある程度浮くだろうと思っていましたが、流木が大きいせいか、両手で押さえても浮いてくるくらいの浮力です。
やむを得ず、風山石の中でも腕利きの3体を選抜して流木の上に配置。
(ゼスプリのキウイ買ったときに付いてた黄色いバケツ。めっちゃ使いやすい。)
万が一これが落ちて、我が水槽のヌシ「フナ様」の頭にゴチンしたら大変なので厳重に固定します。
見た目は悪いですが、流木が水を吸収するまで数日間の我慢です。
これでひとまず完成としましょう。
白濁りが発生してますが、まだバクテリアもいないだろうから仕方ないですね。
とりあえずシマテックのPSBと以前エバーグリーンで買ったインフゾリアの素をたっぷりと投入します。
あとは底床フィルターを一晩起動させ1日ほど空回ししてから生体を戻すとしましょう。
設置に起きた体の異変
水槽リセットから数日後、白濁りもだいぶ落ち着き、魚も快適そうです。
大きな流木の周りは、私の思惑通りみんなの憩いの場になっています。
ただ、、、私たち夫婦の体調がおかしいです。
全身の倦怠感や頭痛に加え、とにかく咳が出ます。
確かに先日の水槽リセット作業は夫婦そろってだいぶ疲れたので、その疲労かとも思いましたが、でもこの症状は疲れとかそんなのが理由じゃない気がします。
しかも二人同時なんて、明らかに何か共通のきっかけがありそうですが、この部屋で最近起こった変化なんて、水槽リセットしかないんですが・・・。
水槽をじっと見つめる私。
う~ん、やっぱり水槽は関係ないですかね。
・・・ん?
んんん???
なんだこりゃああぁぁぁ!!
むちゃくちゃカビ生えてる!
流木の水面から出た部分に、それはもうフワッフワのモッサモサで怪しげなカビが生えています。
アクアスカイの眩しい光に照らされて全く気付きませんでした。
もしかしてこのカビが胞子を部屋中に飛ばして、それを私たちが吸ってしまい咳が出てたんじゃないでしょうか。
急ぎ近所のダイソーに駆け込み、100円のベニヤ板用のこぎりを購入。
家に帰り、マスクをし、魚がパニックする中、流木をつまみ出し、屋外へ強制連行します。
そして・・・
スッキリ
木酢液やADAのフィトンギットを使ってもよかったのですが、私は特にこだわりがあって流木を水面上に出していたわけではないので切断を選択。
そして部屋中を徹底的に換気してみると、翌日以降、私もワイフもピタリと咳がおさまりました。
それにしてもカビって怖いですね。
咳は止まったとはいえカビの胞子が部屋を舞ってたわけですし、エアコンに胞子とか入り込んでるかもしれません。
これから暑くなってエアコンもフル稼働するでしょうから、専門業者に頼んでしっかり掃除しておこうと思います。
水槽をやっていて原因不明の咳に悩まされてる方、もしかしたら水槽のカビが原因かもしれませんよ!