私の髪は猫っ毛でコシがありません。
前の晩、お風呂上りにどんなにふんわり乾かしても、寝て起きれば髪の至る所がペッタンコで、後頭部は断崖絶壁です。
寝ぐせが付いたなら直せばいいのですが、そう簡単にはいかないのが猫っ毛の辛いところ。
一度根元からつぶれた髪を起こすのは至難の業で、いっそのことお風呂に入ってリセットした方が早い。
だから私はずっと朝風呂だったんです。
しかしある日突然「円形脱毛症」になり、それを機に生活習慣を見直し、朝風呂をやめてきちんと夜お風呂に入るようになりました。
そこで再燃した問題が「寝ぐせ」です。
- 後頭部がつぶれて断崖絶壁になる
- 後頭部がぱっくり割れて地肌が見える
- 髪があらぬ方向に癖付く
そもそも頭部を枕に押し当てて寝てる以上、その部分の髪がペタンとしてしまうのは避けられません。
試しに枕無しで寝てみましたが、押し当てる部分が枕から敷布団に変わっただけで同じことでした。
やはり「寝る」ことと「寝ぐせ」は切り離せないのでしょうか。
そこで私はふと思い出しました。
そういえば、日本の歴史には既に髪型を気遣った枕があったではないですか!
それがコレです。
この枕の原理を使えば、後頭部がつぶれることはないはずです。
むしろ髪が浮いた状態で垂れ下がるので、その部分はふんわりボリュームアップするのでは?
しかし現代の枕に慣れた私が突然こんな古代枕を使ったら、首が逝ってしまうことは明白。
なのでコレに快適な寝心地をプラスした商品があればいいのです。
いろいろ探してみますが、どうしても奥行があるものが多く、奥行きがなくても低すぎて、結局敷布団で後頭部を圧迫してしまうものだったり、無駄に高さがあって首がやられそうなものだったり。
そしてついに見つけた枕がコチラ。
- 睡眠インストラクター監修
- 低反発枕
- 首に優しそう
- 価格がお手頃
- 後頭部が浮くので寝ぐせが付かなそう
早速購入して実際に使ってみました。
すると予想通り後頭部が浮くので、寝て起きると、重力のお陰で後頭部付近の髪がふわっとボリュームアップします。
逆に襟足部分は枕に当たるので抑え気味になり、この高低差がより後頭部のボリューム感を際立たせてくれます。
また以前は、睡眠中いつの間にか横を向いてしまい、サイドが寝ぐせでペタっとしてしまうことがありましたが、その悩みもこの枕は解決してくれます。
上の画像のAからBへの凹みに首がはまるおかげで、自然に仰向け状態を維持してくれるのです。
そこをあえて横向きになると、B面に頭の側面がくることで違和感があります。
その理由は、の囲み部分をよく見ると分かりますが、若干盛り上がっているんです。
なので使い初めの頃は、無意識に横を向いてしまうと違和感で起きてしまうこともありました。
そんな矯正?の甲斐あってか、今では一晩中仰向けで寝られているらしく、真夜中に起きることも朝起きて側面に寝ぐせが付くこともなくなりました。
ということで、この枕すごいです。
今までずっと悩んでいた断崖絶壁やパックリ割れに終止符が打てて、それどころか朝風呂の時よりも髪にボリューム感を持たせることができました。
猫っ毛でコシの無い髪にとって、朝風呂は寝ぐせとは無縁ですが髪がニュートラルにされるわけで、結局は整髪料を付けない限りペタっとしてしまうんですよね。
でもこの枕を使うことで、髪がボリュームアップされた状態で一晩越すわけですから、この長時間かけた整髪力はバカにはできません。
そこに更に髪を気遣ったボタニカルな整髪料を使えばもう鬼に金棒。
私と同じように猫っ毛でコシのない髪で寝ぐせにお悩みの方、この枕ぜひおすすめですよ!