水草が育たないので、自作カリウムを添加してみる

水草が育たないので、カリウムを自作して添加してみた

水草が育たないので、自作カリウムを添加してみる

水草が育たないので、自作カリウムを添加してみる

 
アクアリウムを始めた人が遅かれ早かれ直面するであろう壁、それが水草育成です。

すぐ枯れる。思ったように育たない。

お金と時間と手間ばかりかかってなかなか思い描く水槽にならず、その結果、道半ばでアクアリストを辞めてしまう人も多いのです。

今回はそんな水草育成に関わるお話しです。

水草が育たない?

さて、私はアクアリウムを始めて5年以上。もう初心者とは呼べません。

しかし、未だその壁の前に立っています。

 

少し前に購入した、育成難易度「低」のミクロソリウムが・・・

before:ミクロソリウム プテロプス

 

短期間でこんなにも衰退してしまいました。

after:ミクロソリウム プテロプス

 

とはいえ私の水槽はお魚鑑賞がメインなので、水草にはあまり無頓着というか、本気を出してないというか、決して失敗しているわけではないというか・・・。

しかし水草も生き物に変わりはないので、言い訳はやめてしっかり育ててみようと思います。

水草育成に必要な要素

水草育成に必要なものは以下です。

  • 光合成に必要な3要素「光・二酸化炭素・水」があること
  • 水草に適した温度であること
  • 水草に適した水質「PH・GH・KH」であること
  • 水草の発育に必要な栄養素「窒素・リン・カリウム」があること

光合成には「光・二酸化炭素・水」が必要で、水草も植物なのでそれぞれに適した「温度」があり、発育には栄養が大事なのも分かります。

ですが水質や栄養素などの科学的部分についてよく分からなかったので調べてみました。

水質
PH(水素イオン指数)多少の認識の差はあるが、だいたいこんな感じ。
・酸性:6未満
・弱酸性:6.0~6.5
・中性:6.5~7.5
・弱アルカリ性:7.5~8.0
・アルカリ性:8.0を超える
GH(総硬度)水中のカルシウム・マグネシウム量によって決まる。この数字が高い=硬水、低い=軟水で、日本の水道水はほとんどが軟水で4~10になっている。
KH(炭酸塩硬度)PHに影響する成分を数値化したもの。一般的な水草水槽ではKHは2〜4が理想。
栄養素
窒素(N)光合成量に大きく関わる栄養素で、3大栄養素の中で最も量が必要。葉や茎を形作るために必要で、足りなくなると水草が貧弱になったり、十分な生育ができなかったりする。
リン(P)発芽・新芽の成長に関与。欠乏すると成長不良を起こす。
カリウム(K)根の形成やたんぱく質の合成や、光合成や水中の栄養素をうまく取り込むために必要な物質。

 

そしてミクロソリウムの育成条件がコチラ。

学名:Microsorium
適応水質:酸性~弱アルカリ性 中硬水
適応温度:22℃~28℃
育成難易度:やさしい
二酸化炭素添加:なくても育つ
出典:水草水槽.com

果たしてこれらの条件を私の水槽は満たしているのか、考察してみます。

大事なこと考察結果
ADAの「アクアスカイ601」なので問題なさそう。照射時間は大抵15時~22時の7時間ほど。
二酸化炭素ミクロソリウムは二酸化炭素を強制添加するほどは必要ないので大丈夫。ただし底床フィルターをエアレーションしているので、二酸化炭素はたいぶ逃げているかもしれない。
水道水をカルキ抜きしているだけ。水替えは2週間ごとに1/5程度。
温度年間通して26度で固定。ミクロソリウム推奨温度は20~28度なので問題なし。
PH(水素イオン指数)試験紙だと誤差がすごいようなので、下の「パナソニック PH試験液」を使用。
その結果「8.0」だと判明。
ミクロソリウムは「6.0~8.0」推奨なので結構高めだけど許容範囲か?
GH(総硬度)今回は物がなくて測定できず。
しかし底床が大磯砂で風山石もいくつか投入しているので、たいぶ高めなのは確か。
KH(炭酸塩硬度)PHを測定しているので今回は省略。
窒素(N)水槽内では魚の老廃物・水草の枯葉などに多く含まれるものなので、余程のことがない限り意図的に添加する必要はない。
リン(P)水槽内では魚のエサや老廃物・水草の枯葉などに多く含まれるものなので、余程のことがない限り意図的に添加する必要はない。
カリウム(K)カリウムは水道水に微量含まれる程度で一般的に不足する事が多い
ちなみに3栄養素のベストな割合は「窒素:リン:カリウム⇒2:1:2」

パナソニック PH試験液

 

以上のことから、GH(総硬度)とカリウム(K)が怪しいと判断。

カリウム添加は水質をよりアルカリ性に傾けるらしいので、これ以上アルカリ性を強くしていいものか悩みましたが、それは別の方法で対処することにします。

カリウム添加といえばADAの「ブライティK」が有名ですが、結構なお値段するし送料もかかってしまうので、タイトル通りに自分で作ってみようと思います。

カリウムを自作する

カリウムを自作するために必要なものは3つあります。

  1. 粉末の炭酸カリウム
  2. 精製水
  3. 水槽に添加する際のプッシュボトル

粉末の炭酸カリウムはネットで購入します。

アクア用品で有名なチャームでも販売していますが、それだけだと送料がかかってしまいます。

炭酸カリウム:チャーム

 

しかしAmazonにて送料無料を発見したので、こちらで購入することにします。

炭酸カリウム:Amazonにて送料無料

 

精製水はドラッグストアで100円程で購入できます。

精製水

 

プッシュボトルは100均のダイソーで購入しました。

ダイソー・プッシュボトル600ml

 

カリウムは強アルカリ性で、肌に触れると荒れたりするので、透明なビニール手袋も用意。

ビニール手袋

 

これでカリウム製作に必要なものは揃ったので、早速調合してみます。

粉末の炭酸カリウムは、水に溶けると化学反応により熱が発生します。

さすがに容器を溶かすほどの熱は発生しませんが、その熱を極力抑えるために手順があります。

容器に先に粉末カリウムを入れて、あとから精製水を一気に注ぐこと。

先に精製水を入れ、後から粉末カリウムを入れてしまうと、粉末カリウムが精製水に上手く混ざらず、余計に熱が発生して慌てます。

私の場合、メガネとマスクと手袋をし、ビクビクしながらバケツの中で調合した結果、ほのかな熱を発生しながら無事カリウムが完成しました。

カリウム自作

 

これをとりあえず2日に1回、ワンプッシュ(2ml~3ml)を添加して様子をみていこうと思います。

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